FP技能検定

FP技能検定の内容

FP技能検定の「FP」とは、ファイナンシャル・プランニングの意味です。
ファイナンシャル・プランニング技能検定は1級~3級までに分かれており、それぞれに「学科試験」と「実技試験」が行われます。

学科試験は、ライフプランニングと資金計画のようなふだんの生活に関わることだけでなく、リスク管理や金融資産の運用、ほかにも賃貸などの不動産知識や相続に関する問題が出題されます。
おもな実技試験は、1級は資産相談業務、2級は中小事業主資産相談業務、3級は保険顧客資産相談業務などの内容となっています。

なお、FP技能検定を実施している団体には、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会と一般社団法人金融財政事情研究会の2つがあり、それぞれ実技試験の科目が違っています。
また、似たような名称の試験として、「FP技能士」という検定試験がありますからご注意ください。
FP技能士もまた合格後には、ファイナンシャル・プランナーと呼ばれる資格です。
どちらの資格を保有していても、将来的にはファイナンシャル・プランナーとして活躍できるでしょう。

FP技能検定の合格基準

FP技能検定の3級については誰でも受検することのできる、入門者レベルのやさしい試験内容となっています。
学科試験の合格率は50~70%と高く、社会人・学生・主婦などの幅広い層が受験しています。

しかし、2級となると、学科・実技試験ともに合格率は30%台へと下がります。
60点満点の学科試験で36点以上、100点満点の実技試験で60点以上取れば合格できると言われています。

ただし、1級では合格率はさらに10%台へと下っていますから、試験の難易度は2級と比較しても一段と上がります。
2級と3級の試験は年に2回となっていますが、1級は年に一回だけの実施なので、落ちれば翌年受験ということになるでしょう。

FP技能検定の資格取得後

FP技能検定に合格すれば、ファイナンシャル・プランナーとして活動できます。
ファイナンシャル・プランナーは個人や企業の資産運用から負債のご相談まで、将来のライフプランニングのためにアドバイスを行う仕事です。

銀行や証券会社などの金融機関、会計事務所や保険会社などに勤める人が取得している資格です。
また、すでに税理士や公認会計士といったお金を扱う国家資格を持っている人が、二番目の資格として取得するケースがあるようです。

金融機関や会計事務所などで経験を積んで、ファイナンシャル・プランナーとして独立することも可能です。
テレビなどに出演している弁護士や経済評論家に、この資格を取得している人が多い傾向があります。
FP技能検定は企業に経理として勤めている場合などにも、役立ちそうな資格となっています。