ネイリスト技能検定

ネイリスト技能検定試験の内容

ネイリスト技能検定は1~3級に分かれており、それぞれの級で「筆記試験」と「実技試験」が行われます。
筆記試験の長さは30分程度、実技試験は3級で70分、2級で90分、1級で150分と長くなっています。
また、本審査の前に事前審査が行われ、準備段階についても審査対象となっているのが大きな特徴です。

3級の筆記試験は択一問題とマークシート型式で、爪の構造にはじまり、爪の病気やトラブル、ネイルケアの手順などの基礎的な知識から出題されます。
実技試験は事前審査で、テーブルセッティングに加えて施術を受けるモデルの爪の状態を確認してから行われます。
事前審査に10分程度かかり、本審査でネイルケア、カラーリング、ネイルアートの技能が審査されます。

2級の筆記試験はネイルの歴史、リペアの種類、チップ&ラップの手順などの知識から出題されます。
3級の実技試験同様に事前審査が行われ、テーブルセッティングやモデルの爪の状態を確認してから本審査に移ります。
本審査は前半と後半に分かれており、前半ではネイルケア、後半ではカラーリングやネイルアートの技能が審査されます。

1級の筆記試験には2級試験と共通の問題もありますが、化粧品学やイクステンションの手順などの問題が加わっています。
1級の場合、本審査の時間が150分と長くなり、ネイルアートにイクステンションの技能が審査の対象となります。

ネイリスト技能検定の合格基準

ネイリスト技能検定の合格率は、3級は初心者向けの試験なので70%と高くなっています。
2級と1級に関しては30%台であり、筆記試験はともかく、実技試験の難しい検定試験です。
なお、筆記試験のみ合格された方は、次の試験で同級を受験された場合に限って実技試験のみの受験となります。

ネイリスト技能検定を合格された方には、「合格証書(ディプロマ)」が授与されます。
ネイリスト技能検定試験資格は内閣総理大臣が認めたJNEC認証の資格であり、1級資格を取得した人には認定バッジも与えられます。
JNECというアルファベットは、主催者の公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターを示しています。

ネイリスト資格取得後

ネイリストの資格は、持っているからと言ってすぐさま開業できるというようなものではありませんが、ネイリストとして仕事する際の信頼につながります。
将来独立して仕事をするときなど、「合格証書(ディプロマ)」をお店に飾っておけば目立つのではないでしょうか。

ネイリスト技能検定は、ネイリストの資格の中では認知度が高い資格と言われています。
美容院やエステサロンなどに勤める人が、この資格を取得する傾向があります。
特に1級の試験はレベルが高いですから、転職を考えている人などは、ネイリスト技能検定を取得していれば採用に有利な資格となるでしょう。