社会保険労務士

社会保険労務士試験の内容

社会保険労務士試験は、「択一式試験」と「選択式試験」の2種類あります。
択一式試験の方は〇×式の問題で、出題されている5つの選択肢の中から正解の文章を選ぶというものです。
選択式試験というのは穴埋め問題で、文章中に5つの空欄がありますから、語群の中から言葉を選んで空欄を埋めていきます。

択一式試験の「労働者災害補償保険法」と「雇用保険法」の二種については、それぞれ10問のうち3問が「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」から出題されます。
労働者災害補償保険法は、問1~問7までが「労働者災害補償保険法」、問8~問10までが「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」の問題です。
また、雇用保険法も同じく問1~問7までが「雇用保険法」、残る3問は「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」を問う問題となっています。

択一式試験は一つの科目につき10問あり合計で70問、配点は10点なので1問につき1点となります。
選択式試験は合計8問なので、一つの科目につき1問しかありませんが、配点は5点ですから確実に点を取りましょう。

社会保険労務士の合格基準

「択一式試験」と「選択式試験」で、合格の目安が異なります。
択一式試験は総得点が44点以上で、各科目4点以上となっています。
選択式試験は総得点28点以上で、各科目3点以上を取る必要があります。

合格するポイントとしては、平均して基準点以上を取らなければいけないことです。
いくら総得点が高くても、一つでも2点以下の科目があれば、社会保険労務士試験には合格できません。

社会保険労務士試験の合格率ですが、だいたい9%前後となっています。
試験は年に1回行われ、毎年5万人近い受験者がいますが、合格できるのはそのうち5千人程度です。
男女比は男性6割に対して女性は4割、職業別では会社員、公務員、団体職員などが試験を受けています。

社会保険労務士の資格取得後

社会保険労務士試験に合格すると有資格者となり、実務経験が2年以上あれば全国社会保険労務士会連合会に登録後、都道府県社会保険労務士会に入会します。
ここまでして、晴れて社会保険労務士として開業するか、社会保険労務士として法律関係の事務所などに就職できます。
なお、実務経験が2年に満たない場合ですが、全国社会保険労務士会連合会に登録する前に事務指定講習を受けることになります。

ところで、社会保険労務士試験を受けるには、大学・短期大学・高等専門学校を卒業した人か、実務経験のある人、国家資格を持っている人などが条件となっています。
実務経験が2年以上というのは、社会保険労務士や弁護士業務の補助をしていた期間や公務員として行政に携わった期間などを指します。
社会保険労務士資格を取得した後も、いろいろな手続きが必要になります。