仕事中眠気が襲ってきた時の対処方法

人が眠気を感じる時とはどういう場面か

学生時代に授業中どうしても眠くなってしまうという経験をした人は、かなりたくさんいるのではないかと思います。
授業中の他にも、クラシックコンサートや映画の上演、講演などの最中にもうっかり眠ってしまうことはよくあります。

人が眠気を感じる理由はいくつかありますが、まず最も大きな原因として挙げられるのは「寝不足」です。
寝不足はその人が一日に必要とする睡眠時間を十分に満たしていないときに感じるもので、仕事や家事・育児によって前日に数時間しか眠っていない人は翌日昼間になっても強い眠気を感じてしまいます。

また、眠気が強くなる時間帯としてお昼ごはんの後があります。
これは食事の後には胃腸が活発に動くため、体内の血液が胃腸周辺に集中することが原因です。
脳内の酸素が足りなくなってくるとあくびが出て眠気が強くなります。

それともう一つ人が眠気を感じやすい場面として、単調な状態が続いた時が挙げられます。
最初に挙げたようにあまり興味のない場所に置かれたときには眠気を感じやすくなると言われています。

豆知識として自動車を一定以上のスピード(普通乗用車で100km/h以上)で運転したとき、かつては「キンコン、キンコン」とアラーム音がする仕様をしていたのですが、この単調なリズムの音が眠気を誘発するとして現在は取り除かれています。

眠くなったら素直に寝るのが一番の対策

かつてスペインでは、午後の時間帯に「シエスタ」というお昼寝を取る習慣がありました。
現在はグローバル化の流れから消えつつあるようですが、これは人の生理的に非常に適したものであったと言えます。

人は体内時計としてちょうど昼下がりの時間帯に眠くなるという特性を持っています。
なのでその時間に少しだけでも仮眠をとると気分がすっきりとして目が覚めるというメリットがあります。

会社にいて仕事をするときにもし眠くなってしまったら、短時間でも寝てしまうのが一番の方法です。
オフィスワークの場合、昼休みとして1時間ほどの休憩時間を設けているところが大半と思いますので、あまり昼休みに動き回るようなことはせず、10分程度でも目を閉じてじっとしてみるようにしましょう。

それだけで昼下がりからの眠気をだいぶ軽減することができます。
無理に眠気を覚まそうとすると、集中力が低下してしまって仕事の効率自体が落ちてしまうことになります。

どうしても目を覚まさなければいけない場合には、脳に空気を送ることが眠気解消に役立ちます。
少し涼しい場所に移動して深呼吸をして、肌に冷たさや軽い傷みのような刺激を加えると目を覚ましやすくなります。

軽く体を動かしたり脳に刺激を与えられるように場所を変えて、単調なリズムから脱するようにしてみましょう。